キャットニップはシソ科イヌハッカ属に属しているハーブです。
乾燥した時の香りはお茶の葉に似ています。
ヨーロッパでは料理のスパイスなどに使われていて、日本でも人気のハーブです。
今回はそのキャットニップについて少しお話します。
キャットニップの使い方
キャットニップは人間だけでなく、猫にも人気のハーブです。西洋マタタビとも呼ばれますがマタタビとは全く異なる植物です。ただし猫に対しては似たような効果がみられます。猫がキャットニップの香りを嗅いだり、食べたりするとマタタビを摂取した時と同じようにテンションが上がる子がいます。またストレス解消やリラックス効果も期待されていて、ゴロゴロと喉を鳴らしじゃれる子や逆にうっとりとした表情で落ち着きを見せる子など反応は様々です。
●キャットニップとマタタビの違いは?
マタタビはキャットニップより効果が強く猫も強く反応します。一方、キャットニップはマタタビと同じような効果があるものの、猫に対する効果がマタタビより弱いので安全だとされています。ただし一度に大量に食べてしまうことは避けてください。
●キャットニップの効果・与え方
前述したようにマタタビより効力が弱いキャットニップですが、安全性は高いので安心して猫に与えることができます。期待できる効能には興奮やストレスの緩和、幸福感、活発になる、元気になるなどが挙げられます。また解熱作用や蚊よけの効果もあるとされているので、そのために使用されることもあるようです。高齢や肥満気味の子の場合、キャットニップを与えることで喜んで遊ぶようになり、運動不足の解消にも期待できます。
●ストレス解消に使う
キャットニップを直接与えるとストレス解消に繋がります。ニオイを嗅がせたり少し食べさせてもOK。食欲が落ちた時に、少しフードにトッピングしてあげてもよいでしょう。1回の量の目安は耳かき1杯程度です、与えすぎないようにしましょう。与える頻度は週に1~2回。与え過ぎると反応が薄くなることがあります。
●しつけに使う
猫があちこちで爪とぎをしてしまう場合にはキャットニップを爪とぎに擦り付けて香りをつける事で爪とぎの場所を覚えやすくなります。
●おもちゃに使う
猫は飽きやすく同じおもちゃが続くと遊ばなくなります。その場合おもちゃにキャットニップの香りをつけると再び反応を示すようになります。
キャットニップ入りのおもちゃを手作りするのもおすすめ。もし何でも壊してしまう子には、丈夫な布(ジーンズetc)の端切れを縫い合わせバッグを作ります。その中に綿とキャットニップをティースプーン1杯くらい入れて縫い合わせます。これで頑丈なかみかみケリケリおもちゃが完成、ただし洗濯するとキャットニップの色や香りが抜けてしまいますので洗うのはNGです。(濡れるとキャットニップの色が色移りすることがあります)
初めて与える場合キャットニップの反応は個体差があり多頭飼育の場合にはそれぞれの猫がキャットニップに対してどのような反応を示すのか注意深く見守ってくださいね。
商品名 : ナチュラルキャットニップ
JAN : 4560310561449
【与え方】
●6ヵ月齢以上のねこに与えてください。
●1回量は一つまみ程度が目安です。
●使用時は特有の陶酔状態になりますが、5~15分程度で通常の状態に戻りますので心配ありません。
※愛猫の個体差によってキャットニップに反応しない場合があります。
【保存方法】
直射日光、高温多湿を避け、開封後は湿度の少ない冷暗所で保管し、なるべく早くご使用ください。
【ご注意】
●猫以外に使用しないでください。
●愛猫が病気の時は使用前に獣医師に相談してください。
●愛猫に万一異常が見られた時は使用を中止に獣医師に相談してください。
●使用時は安全の為、愛猫を観察してください。
●お子様、ペットの触れない場所で保管してください。